みなさん、ヘルプマークを知っていますか?
わたしは、2019年5月までこのマークの存在や意味すら知りませんでした。
ご縁があり、このヘルプマーク普及活動に尽力を尽くされている田中麻莉絵さんの講演を聴いた時に知りました。
このヘルプカード、いまだ認知度が低く来年度の東京オリンピックでも注目されはじめているカードです。
この記事では、ヘルプカードてどんなの?から受給されるために必要なモノなどまとめてみました。特に障害者手帳はないけど、少し人の手を借りたい方などにはぜひヘルプカードをもっていただきたいと思います。ではど~ぞ
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田中麻莉絵(たなかまりえ)さんの今!余命5年、骨髄異型性症候群と闘いながらヘルプマーク普及活動をする彼女の想いとは。
目次
◆ヘルプマークて?
義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害[1]または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成された、東京都によるピクトグラムである[2]。
出典 wikipedia
著作権は東京都に帰属し、商標登録されている[3][4]。ヘルプマークの趣旨に合致すれば作成・活用することが認められている[5]が、寸法や比率を含めてガイドラインに従う必要がある[6]。
助けを要する人が周りの人にお知らせするマークということだね。
一見健康そうに見える方が電車や公共施設の優先席に座っていたとする。あなたならどう思いますか?
「どうして、健康な方が座ってるの?」
きっと私も「障害のある方が使うところだよね?」 そう思ってしまいます。 そしてその思いが表情に出てしまいます。
座っている方が、助けを必要としている方だったとしても、分からずに・・・
お互いが気持ちよく過ごせない空間。そのような誤解を招かないためにも必要なマークなのです!!
このヘルプマークは、2012年に東京都が作り、 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて全国に広めようと
2017年7月にはJIS=日本工業規格の「案内用図記号」として登録されました。
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◆ヘルプマークの入手方法
◆◆都道府県導入状況
2019年7月時点ではほとんどの県が導入していますね(*^_^*)
◆◆受給対象者は?
対象者(援助や配慮を必要とする方)からの申出に対し、無料配布
障害者手帳をもっていなくても、持病をお持ちの方でも受給できます
◆◆配布場所は?
市役所は支所など都道府県によりそれぞれなので以下添付資料参照
◆◆受給方法は?
- お一人様につき1個配布
- 郵送は不可
- 口頭での申出で可とし、障害者手帳、身分証明書の提示や申請書等の提出は不要 (ただし、一部の市町村では任意で申請書等の提出を求める場合があります。)。
- 御家族や支援者等の代理人による受取も可能です。その際にも、障害者手帳の提示等は不要
◆配布場所まで取りに行くことが困難な方や代理人がいない場合はどうするの?
ヘルプマークガイドライン に沿って自作することができます
【作成について】 (1)要件 ア 「3 デザインガイド」を遵守すること ※都が提供する見本と同じものを作成してください。
【活用について】 (1)要件 ア ヘルプマークの主旨に合致すること ※主旨に合致するか否かの判断がつかない場合は、御相談ください。 イ 「3 デザインガイド」を遵守すること ※都が提供する画像をそのまま使用してください。 ※ヘルプマーク単体で身に着けるカード等を作成したい場合は、御相談ください。
引用 ヘルプマーク作成・活用ガイドライン
上記リンクのヘルプマークガイドラインを見ていくと、プリントアウトすればそのまま使えるものがあります。
ステッカータイプのものもあるそうですよ
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◆無料配布による悪用にいてどう考える?
ヘルプカードを手に入れるためには、口頭での申出で可とし、障害者手帳、身分証明書の提示や申請書等の提出は不要、また代理人でも可能ということは、誰にでも手にいれやすいカードということになります。
この点に関し、麻莉絵さんも触れられました。
ただ、それはマイナスな言葉ではなく、「それでもこのマークのことを知っているのだから」という悪用する人に対する批判や避難ではなく、周知させたい!!という思いのが強いということ。この思いを大事にしたい、しっかりと伝えていきたい、と思います。
◆ヘルプマークを見かけたら
- 電車・バスの中で、席をお譲りください。 外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります
- 駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。 交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
- 災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。 視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。
来年に控えた東京オリンピック!
海外からもたくさんの人が日本に来ます。このヘルプマークを見かけたら、麻莉絵さんの意志を継いで、またこのマークの意図を思い、手を差し伸べたいと思います。
これを読んだみなさんも、是非お友達10人にお話してくださいね(*^。^*)
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2 Replies to “ヘルプマークの配布や入手方法、書き方は?代理も可能か?悪用されることへの思い”